格闘ゲーム歴が長いのですが、格闘ゲームをやると頭が良くなると思います。
頭が良くなると思われる理由を書いていこうと思います。
指をバランス良く使う
格闘ゲームをするときはアーケードコントローラーを使用するのが一般的です。
アーケードコントローラーは従来のコンシューマ用のコントローラーと比較して中指、薬指の操作も必要になってきます。
指の筋肉をバランス良く使用することは手先を器用になりますし、そもそも指を細かく使うという行為が脳を刺激してくれます。
コンフォートゾーンを抜け出せる
コンフォートゾーン、ストレッチゾーン、パニックゾーンという言葉をご存じでしょうか。
コンフォートゾーンは安全領域でして人が安心し居心地が良い状態を指します。
ストレッチゾーンは背伸び領域とも呼ばれ、コンフォートゾーンから安心で心地よい環境から少しでた成長するための領域です。
パニックゾーンは混乱領域と呼ばれ、ストレスなどで身を滅ぼしかねない危険な状態です。
このストレッチゾーンは人が成長するために、リスクを侵さなければなりません。
対戦格闘ゲームには相手と戦って負けるかもしれないという疑似的なリスクを作りだすことができ、人が成長できます。
ストリートファイター5で例えると負けるとポイントが下がるランクマッチをするとストレッチゾーンに簡単に入ることができて成長できます。
アドレナリンがでる
格闘ゲームでオンライン対戦していると、アドレナリンがどっぱどぱでます。
対戦するだけで簡単に闘争モードに入ることができます。
ちょっと眠いなぁと思っているときにオンライン対戦をすると物凄く目が冴え、行動力が増えます。
私の場合、出勤前などに対戦するとアドレナリン全開で体温が上がっているので仕事開始から効率的に仕事をこなすことができました。
あと、体温が上がると痩せやすくなります。
血糖値も上がりますのでダイエット中の方は空腹時にやるのもいいのではないでしょうか。
集中力が高まる
格闘ゲームではまずは手指の細かい操作が必要ですので、正確に操作できるように深呼吸をしたり集中力を高める場面が多いです。
スポーツの試合開始前も深呼吸しますよね。
ゲームでの試合がeスポーツと言われるように実際のスポーツと類似する点がいくつもあります。
違いは全身の筋肉を使用するか否かくらいの違いしかありません。
動体視力・脳の反応速度が上がる
格闘ゲームはフレーム(1/60秒 コマ送りの1コマ)をとても重視するゲームです。
2D格闘ゲームでは技を連続で当てるために目押しとよばれるタイミングよくボタンを押すテクニックが求められることが多く、動体視力を求められます。
一瞬の相手の動きから瞬時に自分のキャラクターを操作しないといけませんので自然と脳の反応速度も上がります。
思考力がつく
思考力がつきます。
対戦で強くなるには、「なぜ勝ったのか」「なぜ負けたか」を考える必要があります。
細分化していくと「なぜ技が当たったのか」「なぜ相手の技を喰らったのか」「なぜ操作を誤ったのか」と論理的な思考で対策をする必要があります。
また、対戦中にも相手の癖を読んだり相手が苦手な攻撃を見切ったりする思考力も必要になってきます。相手が何を考えているか読みながら差し合いをするので読心力もあるといいですね。
対戦格闘ゲームはこのようにたくさんの思考を張り巡らせる必要があるので結果的に頭が良くなりやすいと言えると思います。
格闘ゲームによるデメリット
こちらは格闘ゲームによるデメリットです。
とは言ってもテレビゲーム共通のデメリットとなります。
視力が悪くなる
テレビゲームである故のデメリットで長時間継続していると目が緊張してしまい、視力が悪くなってしまいます。
格ゲーはとくに画面を注視して行うため体感的に特に目が疲れやすい印象です。
目が悪くならないためにも定期的な休憩や、視力トレーニングも挟むようにしましょう。
私はお風呂に入っているときに視力を鍛えています。
優先順位が逆になる
こちらもテレビゲームである故のデメリットで、勉強しなければならないのにゲームをしてしまったり、家事や仕事をやらずに遊んでばっかりしていることがありがちです。
上手くなりたいのは解りますが優先順位をきっちり守ってプレイするようにしましょう。
まとめ
対戦格闘ゲームは細かい手指の動きと相手が何を考えているか読んだり、動きの研究などいろいろハードルが高いです。
最近の若い人たちは格ゲーの敷居が高いため参入しずらく格ゲー人口が減っている話をよく耳にしますが、ワールドワイドで楽しめますし観戦も物凄く楽しいです。
eスポーツとして格闘ゲームが選ばれる場合も多いですが、スポーツと同様に鍛えられた精神が必要ですので成長に繋がると思います。
ゲームを練習する時間がもったいないという考えもあり、たしかにそれも間違ってはいません。ですが、集中力を高めたりストレッチゾーン状態に免疫をつけたりいろいろなメリットもありますので時間に余裕がある方は少しずつ初めてみてはいかがでしょうか。
スト5してますので対戦希望の方はTwitterでDMください。