あるとき、母の車の前輪左側のタイヤの空気が少ない状態になっていました。
これを気にタイヤの安全性を考えていこうと思います。
はじめに
父と私で危ないから母に空気を入れてもらってくるように説得してくるように説得しガソリンスタンドで空気圧を確認してきました。
その後、オートバックスさんでタイヤの確認してみたところ異常なし・・・。
異常なしであればそれはそれで良いのですけれどね。
約2週間後、再びタイヤの空気が抜けていることに気付きます。前回のタイヤの異常がないことを確認していたため、ホイールが原因ではないかということで父と母と私で再びオートバックスへ
父は店員さんにこういいます。
「時間をかけても良いからしっかり確認してくれ」
前回異常なしだったにもかかわらず、今回のようにタイヤの空気が減ってしまっていたため疑心暗鬼でした。とりあえず点検してもらうことに
原因がわかったと電話がありました。
原因は
釘でした
長さ10センチ程度の釘がタイヤの中にはいっていたそうです。
たぶん父もこう考えていたと思います
「なんで前回の点検で気付かなかったの?」
まあ、そこをいろいろ文句言ってしまうと次回入店時に気まずい状態になってしまいますのでとくに何もいわず、補修の依頼をしました。
詳しくはわからないのですがタイヤの内側からゴムをいれるとかの修復らしく丁寧に対応してもらいました
昨シーズン買ったタイヤなので保障があったので費用はかかりませんでしたがいろいろ不安になって精神的に大変でしたよ(泣)
タイヤの中に釘が入っているということは完全に穴が開いている状態で穴も大きいはずですので非常に危険な状態です。
大惨事になる前に対応できてよかったと思います。
それを気にタイヤへの意識が高まりました。
タイヤの空気が少なくなる(パンクする)とどうなるのか
タイヤの空気が少なくなるとどうなるのでしょうか。
車がふらつきます。恐怖です。
ブレーキがききにくくなります。またまた恐怖です。
振動が酷くなり、ハンドルがブルブル震えているようになります。
このような状態で高速道路に入ったりすると悲惨で、まともにスピードをだせなくなり後続車の迷惑になり最悪追突される恐れもあります。
空気が減りっているにもかかわらず車を運転してしまうと、タイヤがペチャンコになりホイールで車が動いている状態になってしまいます。
その状態でさらに走行してしまうと最悪ホイールが車から外れてしまい、車の制御できなくなってしまう可能性があるからです。
ホイールも使用できなくなることにより、タイヤ交換だけで十分だったはずなのにホイールまで交換する必要ができ、余計な出費がかさんでしまいます。
釘(異物)を勝手に抜いてはいけない理由
タイヤに刺さった釘などの異物をタイヤパンク応急修理キットを使用して穴を塞ぐとしても抜いてはいけません。
異物で蓋されていているため、抜いてしまうと穴が大きくなってしまい空気の量が安定せず、応急処置後の走行が困難になってしまうためです。
したがってタイヤに釘などが刺さっているのをみつけても、抜かずに放置するようにしてください。
余談ですが私の祖父が昔、スパイクタイヤのスパイクの金具をペンチで抜いていたことを思いだしました。
パンク時の応急処置
基本的にパンクになってしまった場合はJAFなどのロードサービスを使用してください。
やむを得ず、タイヤ交換やパンク修理キットを使用する際は確実に安全を確保できる場所で行いましょう!
道路の路肩などでの応急処置は厳禁です
特に高速道路上での応急処置は非常に危険ですので絶対に行わないでください。
どんなに暑くても寒くても車に乗っている人は全員車から降りてください。
命にかかわります。
高速道路でやむを得ず停車する場合は三角停止版(停止表示板)を設置と発煙筒の使用を忘れずに!
三角停止版を車に乗せていない人が多いのも事実なのでこの機会に三角停止板を求めてみてはいかがでしょうか。
高速道路では数百メートルおきに非常用の電話が設置されていますのでそちらを使用することにより位置特定が容易になりスムーズな対応を行ってもらえます。
また、路肩の数字を連絡してあげるとさらにスムーズに対応できます。
スペアタイヤを見なくなった理由
以前は車にスペアタイヤが詰まれており、パンク時にタイヤ交換して対応していました。
現在ではスペアタイヤの代わりに修理キットが積まれるようになっております。
ではなぜ、スペアタイヤの代わりに修理キットが積まれるようになったのでしょうか。
スペアタイヤを無くすことのメリットは
・車内スペースを広げられる
・重量低下により、燃費の向上
・コストの低下
上記だけを見ると凄い便利と思いますよね。
車内スペースを広げられる
最近の車は車内のスペースを売りにしている自動車メーカーがとても多いです。
私の父親などはかなり背が高いので車によって乗り降りが非常に大変な車種もあるようです。
広くなれば車中泊とかもできますし、そのような広いスペースに憧れますね。
重量低下により、燃費の向上
車にたくさん人が乗ったり思い荷物を積んだりすると当然ながら車の燃費が悪くなります。逆に乗っているのが運転手1人の場合では特に荷物も載せなければ燃費が良くなります。
当然、車にスペアタイヤという重いものが積まれていない分燃費は向上します。誤差程度だとはおもいますが・・・。
コストの低下
タイヤって結構高いですよね。といっても1本15000円くらいでしょうか。
タイヤは数万円購入できますので車体価格に比べれば微々たるものですがコスト削減には貢献していると思われます。
パンク修理キットについて
現在ではスペアタイヤの代わりに車にパンク修理キットが搭載されていることが多いです。
しかし、パンク修理キットには弱点があります。
それは
塞げる穴と塞げない穴がある!
ということです。
何故なのかというと、タイヤの縦の部分(路面に接する部分)の穴には有効ですが、横の穴には弱いです。
横の部分は段差などの衝撃を抑えるために比較的柔らかく作られているため伸縮を行います。そのため、横に穴ができてしまうと穴も伸縮してしまい修理キットの液体が安定しないという欠点があります。
そのような欠点のせいでJAFなどのロードサービスの利用者が増えたというお話もききます。
スペアタイヤを交換するよりも楽ですので車に積んでいない場合は積んでおくと後々便利かと思います。縦に空いた穴であればパンク修理キットが便利です。
ランフラットタイヤについて
ランフラットタイヤは通常のタイヤに比べ横に強い設計になっています。
タイヤがパンクしてもゴリ押しで80km程走行できてしまいますがこちらも欠点があります。
タイヤが硬いので乗り心地がよくない
段差などを通るときにはいるときケツにがっくんがっくん衝撃がきてしまいますね。
そこそこ重量も増えてしまうために、偏平率が低い車に採用されている場合が多いです。
もう1つ欠点があり、タイヤの空気がなくなったことに気付きにくいことです。
そのためにパンクのまま高速道路に入ってしまうというリスクもあります。
BMWといえばランフラットタイヤというイメージが強いです。
まとめ
パンクになったことがない人がパンクになったらかなり焦りますよね。
私も初めてパンクしたときは物凄い山の中でした。幸い、タイヤ交換の方法も理解していましたし、スペアタイヤも未使用だったため急遽交換して事なきを得ました。
同乗者もおらず、暗い山の中でパンク状態で1人きりなので、同じ状態だとパニックになる人も少なからずいるのではないでしょうか。
今回の母の車の件を気にたくさんタイヤのことを学ぶことができたと思います。
パンクになって起こる最悪の未来を考えてみてください。そのせいで亡くなってしまった方も数多くいます。
先人たちの教訓を活かし安全なカーライフを送りましょう。
それと、釘が刺さらないように運転する際はへんなところを通らないようにするような心がけが大切ですね。
事故ったことありますのでもう二度と事故を起こさないように細心の注意を払っています。
事故ったことありますのでもう二度と事故を起こさないように細心の注意を払っています。