「思い通りに人を動かすヤバい話し方」という本を読みました。
この本の著者のDr.ヒロ氏は元マルチセールスのトップで、多種多様な人の前でプレゼンを行い様々な成約を取ってきた凄い人です。
多種多様と言えば入れ墨が入った怖い人や、口うるさそうなおばさんをも相手にプレゼンをしていたようなので、知識とノウハウの量が物凄いです。
YouTubeもやっていますので是非チャンネル登録して参考にしてみてください。
私ももちろんチャンネル登録済です
カルト宗教やマルチビジネスに使用されているので信憑性大
カルト宗教やマルチビジネスに使用されているテクニックを詳しく説明してくれています。
実際に怪しいツボなどを数百万で買わせている団体もあるのも事実ですし、客観的に「ありえないだろ」と思えることを現実にしているわけです。
この「ありえない」という部分の常識を覆してくるようにわかりやすく解説してくれています。
正確には話し方の本ではなく印象操作の本
私も夜職をしていましたが、口下手でした。
この本によると、喋りたいことがすらすら頭の中に浮かんでずっと話すことができるスキルが上手な話し方ではありませんでした。
どちらかというと「聞き上手」の部分に焦点が当てられています。
マシンガントークは相手をうんざりさせるだけのNG行動とのことです、聞き上手には自信があったので私は口下手ですが「話し上手」の分類に入っていると思います。
相手が自分の言うことを聞いておいたほうが良いと思わせる
形から入る
本書では宴会などで手品をする場合、タキシードでガチでやったほうが相手に信頼を生みやすいとのことでした。
そう思うとたしかにDr.ヒロ氏はYouTube内では白衣を着ていかにも権威性があるように堂々と振る舞っています。
カレー屋を始める場合、日焼けサロンに行ってから開業するという話もなかなか面白かったです。
話す場所を選ぶ
学生などが多い安いチェーン店でセールスの話をするより高価なホテルのラウンジで会話をするほうが相手が自分の話を受け入れやすくなってくれるそうです。
確かにどんなに権威性があっても周りが学生でガヤガヤしている場所では信頼性に欠けてしまうと思いました。
メラビアンの法則
本書でメラビアンの法則という文言を知ることができました。
既にご存じの方も多いとは思いますがメラビアンの法則とは、人と人とのやりとりで相手に与える影響度を指し、下記のようになります。
言語情報 | 7% |
---|---|
聴覚情報 | 38% |
視覚情報 | 55% |
このように相手に与える情報は視覚情報が大半を占めています。
そのため、話をする上で最も大切なのは容姿、服装となるわけです。
たしかに夜職をしていた頃は人一倍容姿に気を使っていて、かなりモテていました。
相手に話を聞いてもらえるかはまず身だしなみをしっかり整えるのが大切のようです。
相手は自分のことしか考えていない
話している相手は正直言うと自分のことしか考えていません。
「自分のこと」の中には「相手にどう思われているか」も含まれます。
そのためにお世辞でも褒めてあげ、「自分は良く思われている」と実感させることができます。
例えば、「今日の髪型素敵ですね」と言われて嬉しいと思ったら、相手が言ったことを否定したくありません。否定してしまうと、髪型が素敵じゃないと自分に嘘を言っていることになりますから。
このような心理で信頼性を生むことができます。
記憶に残す話し方
たとえ話をフル活用
人の記憶は視覚>聴覚>言語という順で印象を与えます。
本書ではモナリザを人生で数分しかみたことがない人でも絵をみただけで「みたことがある」と思います。
たとえ話で絵をイメージさせることで強く記憶にとどめさせることが可能です。
「あなたがた」ではなく「あなた」
複数人に話す場合、「あなたがた」であると会話をきちんときいてくれる可能性が低くなります。
逆に全員の名前を呼んであげることでしっかり話をきいてくれるようになります。
名前を言ってあげると必然的に話をきいてくれるようになります。
まとめ
本記事に書いてある他にもヤバい特典動画なども付属しており、さらに知識を増すことができました。
人生を有利に運んだり、身の危険を早めに察知したくはありませんか?
人を思い通りに操ったり、人に洗脳されないようにするためにとても有効活用できる本となっています。
興味があれば是非手に取って読んでみてください。本当に世の中に役立つテクニックが詰まっています!
あのときこうゆう効果が発揮されてたんだなと振り返ることもできます