パソコンは好きなのでプログラムを始めてみたいという方はけっこういると思います。しかし、期待とは裏腹に経験がないことによる不安のほうが大きいと思います。
プログラマになりたい人にとってプログラマはどのような仕事なのか掘り下げていってみたいと思います。
プログラマに必要なスキルとは
プログラマに必須なスキルは中学レベルの数学と中学レベルの英語です。
意外かと思われるかもしれませんが中学レベルです。
IF文、LOOP文をメインに使用していきます。
「IF」の日本語訳は「もし~ならば」
もし、この変数が〇〇ならばこの処理を通りなさいという命令です。
「LOOP」は無限ループみたいな言葉があるように繰り返すという意味合いで使用します。
LOOP文は〇〇回この処理を繰り返しなさいという意味になります。
このように中学レベルの英語を理解していると処理の内容を把握することが可能です。
VB.Netだと
変数iに12という数字を入れる場合、
i = 12
という書き方をします。
初心者の方は勘違いしやすいのですが、これはイコールではなくて代入です。
イメージとしては
i ← 12(※イメージです。このような書き方はしません)
iという箱に12という数字を入れているというな方程式とはちょっと違う数式を使用します。
こちらも中学レベルの数学の知識があると理解できます。
入門書などにはオブジェクト指向という難しい単語がでてくるため、勉強するためのハードルが上がってしまっているのが事実です。
オブジェクト指向はとりあえず無視して、実際に入門書のコードを書いて実行を繰り返していくと理解が深まるはずです。
覚えることもそんなに多くありません。
IF文、LOOP文、変数の代入、関数くらいの初歩的なことを数個覚えておくだけでよく、
忘れたらGoogleで検索すればいいだけですから私もよく使用するもの以外は覚えていません。
大事なのはわからないもの調べる力です。(超重要)
そのため知識量はそんなに必要はありません。
小学生でもできます。
プログラマになるとどうなるのか
プログラマになるとどうなるのかを説明していきたいと思います。
基本的に給料は悪くない
会社にもよりますが、基本的に給料は悪くありません。
継続的に仕事がある会社であればくいっぱぐれる心配もありません。
プログラマは人手不足の職種ですのでたくさんの企業が人材を集めている状況です。より良い人材を集めるために好待遇で募集している会社も多いです
但し、スキルが低すぎる場合は仕事を回しにくいためリストラされがちであるのも事実です。
余談ですが私が初めて働いた会社は手取り9万(住民税は自己払い)の超絶ブラック企業でした。
寝不足が天敵
どの職種もそうですが、寝不足になると非常に辛いです。
まず頭の回転が鈍くなるためソースコードがパッっと閃かないことが多くなり、後回しにしがちになります。
さらに、難しいコードを読んでいるとものすごく眠くなります。
徹夜も多い職種ですが寝不足だと全く仕事が捗らなくなるため、きちんと睡眠をとらないと大変です。
憂鬱になりがち
プログラムというものはものづくりです。
部品と部品を組み合わせて新しいものを作っていきます。
しかし、必ずしもそれに合った部品があるとは限りません。
難易度が高いプログラムを組む場合、本当にできるかどうかの不安が常に身に纏ってしまう状態になることが定期的にあります。
納期が近く、プログラムが完成していないときも焦りが生じます。これはいろいろな業界も悩まされますね。
イラっとするポイント
プログラマをしてイラっとするポイントです。
急な仕様変更
プログラマは基本的にシステムエンジニアから設計書を受け取り、その設計書に基づいてコーディングをしていくのですが、納期間近にその設計書の内容が変更になり短期間で重いプログラムを書くようにいわれたときはイラっとします。
せめてその分納期を伸ばしてくれるのであればありがたいですね。
レビュー
作ったコードを上司や客先に確認してもらいます。
初心者のプラグラマにありがちなのですが、理不尽な指摘内容がガンガン飛んできます。
プログラムを作った本人からすると「そんなこと知らない」「理不尽だ」と思いかなりイライラすると思いますがスキルアップできるので乗り越えていきましょう。
誰もが通る道なのでイライラしないようにしましょうね。
プログラマになるメリットとデメリット
メリット
- 資格・学歴がなくてもスキルがあれば就職できる
- ブログなどの副業をやりやすくなる
- スキルをつけると好待遇の会社に転職しやすい
- 在宅ワークしやすい
などがあげられます。
上記の通り、実力社会だということがわかりますね。
大手からのヘッドハンティングもよく耳にします。
在宅ワークに強いのも大きな特徴です。
デメリット
- 憂鬱になりがち
- 体への負担が大きい
- 中小だと昇給しにくい
憂鬱になりやすい業種で何人も心の病で職場にこなくなったり、長期休暇をとったりする人を目にしてきています。
病みすぎてわざと重要なデータを削除して懲戒免職になった人もいました。
むずか石いプログラムを書ける繊細さと、ストレスに耐えきれるず太い神経が求められる業種ともいえます。
デスクワークであるため運動不足にもなりがちで、目の疲れ、肩こり、腰痛なども発症しやすいです。
そのような方にはリングフィットアドベンチャーがオススメで私の体調不良も改善しています。
給与面では、中小規模の会社では残念ながら昇給しにくいです。
なぜなら中小は大手から仕事を引き受けて1人1か月あたり60~80万程度の定額で仕事を貰ってきているからです。
1人あたりの単価が上がらない限り昇給は難しいですよね。
まとめ
ブログなどの副業を始める際に有利で私もスムーズにブログを開始することができましたので学ぶことはオススメします。プログラムに夢見がちな人をSNSなどでよく見かけますが、ブラックな反面もありますのでその点を理解した上でプログラマを目指しましょう。
プログラマは自分の脳みそを切り売りしてる職業なので体調管理をしっかりし、健全な精神があってこそできる職種だと思います。
プログラムのスキルはいろいろ応用がきくのでやって損はないですよ!