連想記憶術というものをご存じですか?
連想記憶術は、イメージで強く記憶に残すテクニックです。
超効率的に最速で単語を覚えることが可能です。
試験の前日に急いで覚えなければいけないこともあると思います。
本当は前もって勉強しておくのがベターですが、
連想記憶術を使用すると最速で単語や文言を覚えることが可能ですし、
仮に忘れたとしても連想ですぐに思いだすことができます。
ということで、今回は連想記憶術のやり方を説明していこうかと思います。
連想記憶術のやり方
連想記憶術のやり方はとても簡単です。
例えば、中学の社会科で一番最初に習う「アウストラロピテクス」という単語を
覚えていってみましょう。
- アウストラロピテクスは南アフリカなのでアフリカの広大な大地を想像します。
- あ(ア)、臼(ウス)と虎(トラ)に分解します
- アフリカの大地で虎が臼で餅つきするのを想像します
- 「あ!臼虎」(アウストラ)
- 「ロピテクス」をロピア【スーパーの名前】(ロピ)、手(テ)、薬(クス)
- ロピアで薬を手に持つことを想像します。
- 「あ!っと驚いて、アフリカの大地で虎が臼で餅つきした後、ロピアに入って手に薬を持つこと」を想像します。
想像できましたか?
これであなたもアウストラロピテクスという単語をバッチリ覚えられましたね!
このように単語を区切って関連する名詞に置き換え、組み合わせて連想する。
これが連想記憶術の全てです。
物の順序を覚える方法
続いて物の順序を覚える方法を説明します。
あなたは学校や職場に行くときに通る道を思い浮かべてみてください。
電柱、信号、標識、コンビニ、川、橋、etc..
私がパッと思いうかんだだけでこんなに目印があります。
私の通勤時を想像して日本の山の高さトップ5を連想してみます。
- 家の前の電柱に富士山のポスターが張っている
- 途中の信号機でビートたけしが信号待ちをしている(北野たけし→北岳)
- 次の標識に奥さんが稲穂を持って愛の歌を歌っている(奥さんが稲穂→奥穂高岳)(愛の歌→間ノ岳)
- その先にあるコンビニに槍が降ってくる(槍ヶ岳)
どうでしょうか?
簡単に覚えることができました。しっかりイメージすると当分忘れることはありません。
連想記憶術にだけ頼るのは危険
連想記憶にのみ頼ることは危険だと思う理由が2つあります。
その理由の1つとして、パッっとすぐ単語が出てこないことがあります。
イメージを介して記憶を呼び起こすため、頭の中にでてくるのに時間がかかります。
2つ目の理由は物事の本質を捉えにくいという点です。
例えば私は「水上置換法」という単語を「水の中で痴漢して法に触れる」とイメージして覚えていました。
しかし、実際は水に溶けにくい気体を収集する方法のことです。
単語を覚えていると何に使用するのかまでを理解していないとテストで点数をとることができません。
上記の理由から単語を覚えるのは時間がかかるので最初のアクセントとして連想記憶術を使用するのがベターかと思います。
最初だけ連想記憶、繰り返すことでパッと頭からだせるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
連想記憶術ってくだらないと思いきや、実はかなり有効なテクニックです。
もし、急いでどうしても覚えなければいけないことがあるのであれば、是非活用してみてください。
これを知ってるだけでわりとテスト勉強が捗ります