およそ10%の人が左利きと言われますが、その中でも年配の方の大半は右利きに矯正したのではないでしょうか。
私自身も左利きですが、箸や鉛筆など道具を使用するものに関しては右利きに矯正されています。
左利きを矯正した結果どのようになるのかを今回まとめてみました。
箸・鉛筆を扱えるようになるまで時間がかかる
私には1歳年下の弟がいるのですが、彼は純粋な右利きだったこともあり私より早く箸を使うことができるようになりました。
私の親が言うには最初箸を左手で扱っていたそうですが、親が右手に変えたと言っていました。
おかげさまで人生ハードモードになりましたね。早生まれも絡まって人生アルティメットモードになった気がします。
左利きは器用というけど本当なのか
左利きは器用と言われるのは、左利きの人は右脳が発達しており運動能力に長けているからからです。
そのため、左利きは器用というのはあながち間違ってはいません。
ただし、条件があります。
左利きが慣れている左手で作業するときです。
矯正した左利きは器用かというと、左手に関してはある程度器用といえます。
箸や鉛筆だけ右利きに矯正した左利きが右手で道具を上手に操れるかと言えば凄く下手です。
利き手であるはずの左手もそんなに器用じゃない
左利きから右利きに矯正されたというのであれば、今でも左手で箸をうまく操れるかというと
全くもって左手で箸を操れません。右利きの人より若干マシという程度です。
幼いときより日常的で左手で箸を使用しておかないと、筋肉や脳の発達がされないため大きくなってから左手でものを扱おうとしても全くできません。
幼いころからの鍛錬が必要なので、右手での使用に関しては普通に使用することが可能です。
しかし、おそらく右利きの人に比べると劣っていると思います。
自分だけうまくできない
左利きを矯正した人は保育園、幼稚園や小学生の頃、他の人に比べて物事をするのが遅くなる傾向があります。
例えば給食の準備をするときにとりわけのトングやお玉を使用すると思いますが、幼少期はまだ矯正途中なので右手でのとわりわけでは手がおぼつきません。
みんなはうまく給食をとりわけることができるのに、自分だけこぼしてしまうということが私自身にもよくありました。
そのために、私は未だに居酒屋でのサラダや鍋の取り分けが苦手で他の人にやらせています。
基本左利きなので箸・鉛筆などの道具以外は左手が得意
左利きを矯正したといっても矯正するのは大抵、箸や鉛筆などの道具を使用するときです。
したがって、左利きという属性を持ち合わせています。
改札は辛い
駅の改札は右側にあります。
切符を持つ手は左手のほうが扱いやすいため体を捻って左手でタッチをしたり切符を入れたりします。
特に空港のQRコード読み込みは安定して読み込みできませんでした。
それと、右手で駅の自動改札に切符を入れようとしてなかなか入らなくて切符を床に落としたこともあります。
自動販売機は体の位置を変えて
自動販売機のコイン投入口は右側についているので、小銭をいれるときは右に90°傾いたり、自分自身が右に移動して入れたりしてお金をいれます。
特にこまることはありませんね。
野球などのスポーツでは重宝される
野球などの球技では左利きが重宝します。野球では守れるポジションは限られてきますが。
私も元が左利きなので左投左打ちでした。
小学生の頃は左利き用のグローブが珍しがられていてよく友達のおもちゃにされていました。
弓道などの武道では不利
弓道では右手で弓を引きますが、左利きでもその逆はありません。
そのために非常に不利です。
高校のときに私は弓道部に入りたかったのですが左利きは不利だと聞き断念しました。
良かった点
良かった点はそこそこあります。
そもそも右利きなら当たり前のことかもしれません。
文字が書きやすい
元来文字は右利き用ですので矯正された左利きでも右手では文字が書きやすいです。
時は上手くかけるかは微妙ですが・・・・。
隣の人に肘が当たることがない
左利きだとラーメン屋のカウンター席などで肘があたってしまいますが、矯正されて右手を使用しているので当たることはありません。当たり前ですね。
フライパンを振るときに超絶有利
数少ない矯正された左利きが活躍できる場です。
右手に箸やフライ返しを持つのでフライパンを振る手は左手になります。
元来左利きなのでフライパンを振るときに力がきちんと入り、繊細な動きが可能です。
矯正された左利きの人は中華料理をやってみてはいかがでしょうか。
横口レードルに殺意が沸かない
左利きの天敵のうちの1つが横口レードルです。
左利きを矯正された人は右手を使用するので別に困りません。
右利きの人の方が上手く操れるとは思いますが。
矯正による脳の障害
左利きを矯正する脳の障害を引き起こしやすと言われております。
科学的な内容はわかりませんが、利き手を使用しないということはストレスがかかってしまいます。
左利きを矯正中の子供は、同じ作業をやらせると他の子にどうしても劣ってしまうためいじめをうけたりする可能性がでてきます。
そのために自分はダメな人間かと思いこんでしまうという人生への多大な悪影響がでてしまいます。
まとめ
私も矯正された左利きでしたので幼少期はとても苦労しました。
絵はクラスで一番下手でしたし。今は上手いほうかと思いますが。
左利きを矯正すると全体的に不器用になります。人生への悪影響も大きいです。
もしお子さんが左利きでしたら矯正するのを考えなおしてみてください。
もし矯正するのであれば鉛筆だけにしておいたほうが良いかもしれませんね。
早生まれ+矯正された左利きですので幼少期の辛さが半端なかったです。